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女性も楽しいキレイで気持ちいい銭湯「第二宝湯」
昭和24年に開業、昭和53年に現在の建物に建替えた「第二宝湯」。
JR荻窪駅より北に徒歩12分。バスなら日大二高通り稲荷横丁バス停徒歩0分の住宅街に位置する地元密着の銭湯だ。
「女性も楽しいキレイで気持ちいい銭湯」をテーマに居心地の良さを追求。
この冬、 床、壁紙、ロッカーや照明も交換予定のプチ改修中だという。
富士山絵を眺めながらクラフトビールを楽しめるロビー
フローリングの温かみあるロビーでは、丸山銭湯絵師の巨大富士山絵を眺めながら常時数種類 揃えるクラフトビールを楽しめる。
湿度の高い浴室では銭湯絵の痛みも早いことから、ロビーの壁面に雄大な富士山と桜を描いてもらったもの。
じっくりと腰を落ち着けて銭湯絵師の技術を鑑賞しよう。
常時数種類のクラフトビールを取り揃えているのもビール好きには嬉しいポイント。
その時々でIPA、ペールエール、国産クラフトビールなどバランスよく取り揃えている。
風呂上がりに飲むクラフトビールと銭湯絵はこれ以上無いような至福の組み合わせだ。
ちょっと熱めのお湯、見ていて気持ちのよい掃除の徹底
第二宝湯ではちょっと熱めのお湯でさっぱりとした入浴ができるよう温度調節に気を使っている。
毎日の徹底した清掃で気持ちよく磨き上げた明るい浴室でゆっくりと入浴を楽しみたい。
男性サウナは90℃で広め、水風呂は地下深度93mから汲み上げる地下水のかけ流しになっている。
第二宝湯の日曜の薬湯は、出来るだけ天然のハーブを使用。
特にラベンダー湯に使用する乾燥ラベンダーは、毎年6月に近郊のラベンダー畑で店主が収穫、陰干ししたものを刻んで通年使用する。
自家製のため、これでもかというほどたっぷりの量が入り、ラベンダーの香りに包まれる浴室での入浴は至福の時間だ。
他にも夏は天然『どくだみの湯』でさっぱり、冬は天然湯の花使った『乳白の湯』がよく温まる。
住宅街にあるので近隣のお客様が多い第二宝湯だが、ここ二年くらいは遠方からの来客も増えているという。
銭湯の良さを残しつつ、シンプル&モダンな居心地良さを目指す
祖父が開業した第二宝湯を伊藤 徳司さんが継いだのは5年半ほど前。
石油専門商社に勤務していた経験を活かし、10年先を見据えてリニューアルに取り掛かる。
これまで以上に居心地よく訪れたくなる銭湯づくりを目指してロビースペースの充実や電子マネー導入、清掃の徹底など銭湯のイメージ向上に日々取り組んでいる。
「クラフトビール販売はイベントをやってみて売れることがわかった。土日はカップルのお客様も多く、平日でも利用したくなるような銭湯を目指したい」とさらなる意欲を見せる。
店舗情報
住所 | 本天沼2-7-13 |
電話番号 | 03-3390-8623 ※お電話は午後以降にお願いします |
営業時間 | 15:30〜24:00 |
定休日 | 金曜 |
最寄り駅 | 中央線荻窪駅 稲荷横丁 徒歩0分 |
設備 | ジェットバス、バイブラ、薬湯、電気風呂、水風呂、立ちシャワー、サウナ(男湯のみ)、コインランドリー |
電子マネー | 各種 |